多くの時間と人を要した従来の計測をDX化
建築限界計測や軌道検測は、拠点基地から専用車を現地まで走行させたり、計測作業のために多くの人と時間を要してきた。MetroLiDARは、1度の走行でこれら複数の計測を同時に行えるため、従来よりも現地作業の効率化が図れるとともに、コスト削減が可能です。
従来の限界車による建築限界計測(6~8人)
軌道検測車による軌道計測
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軌道上の3次元情報をまとめて取得
本システムは、高性能レーザースキャナー及び軌道計測ユニットを搭載し、1度の走行で構築及び付帯設備の3次元情報を取得することができます。取得した3次元情報から、建築限界計測、ホーム先端計測、トンネル展開画像、内空変位計測、軌道4項目計測等の各種計測業務を同時に行うことができます。
※MetroLiDAR(メトロライダー)は、株式会社ネプロが販売する
Amberg Clearance IMS5000、GRP5000による計測サービスです。
< システム構成 >
< 計測状況 >
3次元情報のアウトプット
~構造物情報(点群データ)~
~建築限界(平面図)~
~展開画像(変状展開図)~
安全
・建築限界計測
・ホーム先端計測
・構造物情報
土木
・展開画像(変状展開図)
・内空変位計測
・浮き・剥離抽出(検証中)
軌道
・軌道4項目計測
・線形変更の設計
・線形変更前後の計測
電気
・架線計測(検証中)
・電架柱(検証中)
・地上子計測(検証中)
導入実績
◆導入実績
・東京メトロ;トンネルの展開画像(変状展開図)及び建築限界計測、地上子計測(40km)
・A鉄道会社;トンネルの展開画像(変状展開図)及び建築限界計測 他(5km)
・B鉄道会社;トンネル及び地上部の建築限界計測及びホーム計測(90km)
・C鉄道会社;擁壁計測(500m)
本ソリューションは、計測人数も少人数で済むことから、現状の課題(個々に計測を行い、多くの時間とマンパワーが必要)、今後の課題(技術者の不足、委託費の高騰)に悩まされいる事業者様にはうってつけのソリューションとなります。